【5月開催】第148回HSEセミナーのご案内

(写真は年に1回開催している全国大会の様子)

 2025年「患者のための薬局ビジョン」に向けた新報酬が始まります。「対物から対人」と言われる中、在宅医療に対する手厚い報酬がついた改定から、これからの戦略を考える必要があります。5月開催のHSEセミナーでは1講義目に、対人業務を支える「人材」について、最新の情報を提供して頂きます。薬学部の6年制への移行、コロナ禍と人材市場が大きく変化しています。人材がいなくては事業継続が出来ません。 
 2講義目には、これからの薬局経営の柱となる「在宅」について取り上げます。地域包括ケアに向けたこの10年で取り組む薬局は飛躍的に増加したと言えます。その中で地域によっては厳しい競争が繰り広げられています。在宅に強みを持つ薬局から、その取り組みや差別化について伺います。 
 3講義目には、薬局業界の変化が著しい中で、いわゆる大手の戦略を伺ってみたいと思います。薬局数の増加が鈍化し、市場の集約化に入ろうとしています。大規模なM&Aも近年見受けられます。ドラッグストアの躍進する中、調剤専業はどのような戦略を取らなくてはいけないのでしょうか。アイセイ薬局の取組などから自社のポジショニングを把握し、活路を考えたいと思います。

詳細

開催日:2024年5月17日(金) 13:00~17:00 / 18日(土) 10:00~12:00
    ※HSEセミナーは2日間開催のセミナーです。
場 所:TKP田町カンファレンスセンター
   JR田町駅または地下鉄三田駅よりすぐ
    ⇒会場へのアクセス
費 用:50,000円(税別) (同一法人の場合、お二人目から25,000円)
    ※お申し込み後のキャンセルに伴う返金にはご対応できませんので、ご確認の上お申込みくださいませ。

セミナーの案内はこちら(PDF)

第148回HSEセミナー

第1講義
「6年制移行・コロナ禍を経て、薬剤師の転職市場はどの様に変化したのか」
山内 正康 氏 (株式会社メディカルリソース 薬剤師事業部 課長)

薬剤師過剰時代への懸念が厚労省でも議論される中、本年も多くの新薬剤師が誕生しました。主要都市部では充足したという声も聞こえますが、地方ではまだまだ採用が厳しいという声も聞こえてきます。転職市場も薬学部6年制移行期から、コロナ禍、そして現在で大きく変動しています。

薬剤師の給与もこの数年間で大きく変化をしています。それは新卒給与にも表れています。今回は全国で薬剤師の就職支援に係わる企業から、エリア別の受給状況や給与状況など、これからの採用戦略を考えるための情報を提供してもらいたいと思います。

第2講義
在宅医療における中小薬局の実態と今後」  
中村 洋明 氏  (株式会社メディカルガーデン 取締役副社長 薬剤師)

調剤報酬改定の結果を踏まえ、改めて在宅医療を成長戦略として組み込むことが求められます。神奈川県海老名市を中心に8店舗展開する同社は「6,000人」を超える在宅患者に対応し、24時間365日の対応をしています。当然ながら、近年拡大しているホスピス型施設への対応もしています。2025年、そしてその先の多死社会に向けて、これからの薬局の在宅戦略が求められます。すでに施設在宅は飽和し競争の時代へと突入しています。他社の取組を知り、自社との違い強み・弱みをすることが更なる成長に繋がります。

第3講義
「10年先を見据えた(薬局)経営を考える」
藤井 江美 氏 (株式会社アイセイ薬局 代表取締役社長 薬剤師)

脅威となるドラッグストアが薬局専業企業のM&Aを始めています。これにより薬局業界の集約化が進もうとしています。対物から対人業務への転換を筆頭に新しい取り組みが求められます。そんな中で数百店舗を超える大手チェーンはこれからの市場をどう考え、取り組んでいくのかを聞いてみたいと思います。これからの薬局経営は地域に根差しながらも、視線は全国へと向けて、より多くの優良事例、取組を知ることが必要になります。「中小だから出来ない」ではなく、「出来るため」の方法を考えることが求められます。人口減少の中、10年後は薬局を含め経営環境はどうなっているのかを予測し、戦略を立てていくことが大事です。

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