(写真は年に1回開催している全国大会の様子)
1月のHSEセミナーはこれからの薬局経営のトピックスを取り上げていきます。1講義目には、「オンライン診療」について、先駆的に取り組む医師よりお話を伺います。オンラインをどのように活用すべきなのか、コロナが落ち着いた中で、改めて戦略として考える必要があります。 2講義目には、日本で一番の病床を持つ病院より事務部長をお呼びしました。病院運営の視点から、「外来機能抑制」「リフィル処方箋」などについて伺ってみます。 3講義目には東京大学から政策提言を行う未来ビジョンセンターから2名の講師をお呼びしています。本年9月に公表されたワーキングペーパーをご存じでしょうか。なぜ東大が「医薬分業」に対して政策提言を行ったのか、考える薬局のこれからと一緒に伺います。
詳細
開催日:2024年1月26日(金) 13:00~17:00 / 27日(土) 10:00~12:00
※HSEセミナーは2日間開催のセミナーです。
場 所:ビジョンセンター田町 2F「D室」
JR田町駅または地下鉄三田駅よりすぐ
⇒会場へのアクセス
費 用:50,000円(税別) (同一法人の場合、お二人目から25,000円)
※お申し込み後のキャンセルに伴う返金にはご対応できませんので、ご確認の上お申込みくださいませ。
第144回HSEセミナー
第1講義
「オンライン診療の現在地とこれから」
黒木 春郎 氏 (医療法人社団嗣業の会 パウルーム 医師)
コロナ禍によりオンライン診療に関する規制が大きく緩和しました。しかしながら、「0410対応」もあったことから、思ったほどの普及がなく今日に至っています。改めて、オンライン診療をどのように活用していくのか戦略が求められます。それは薬局においても同様です。コロナ以前より先駆的にオンライン診療を導入している医師に、「オンライン診療の活用の仕方」を伺ってみます。
「医療×オンライン」のあるべき形を考え、これからの時代に対する備えをしていきましょう。
こどもとおとなのクリニック「パウル―ム」:ホームページはこちら
第2講義
「特定機能病院における入院・外来機能の分化・強化等について」
成田 達哉 氏 (学校法人藤田学園 藤田医科大学病院 事務部長)
日本一の許可病床(1,376床)を持ち、1日平均外来数「約2,200名」という藤田医科大学病院。特定機能病院の届出をしており、国の政策では専門医療を行う病院に位置付けられています。令和4年度改定では「外来抑制」の施策が強く打ち出され、「リフィル処方箋」も導入されました。そして現在は医療DX(電子処方箋)も進められています。しかし、どちらも進んでいる気配が感じられません。今回は病院運営の視点から、国の政策に対する考えを聞いてみたいと思います。「なぜ普及しないの」「始まらないのか」当事者の現状を聞くことが一番の理解に繋がります。
藤田医科大学病院:ホームページはこちら
第3講義
「医薬分業における薬局・薬剤師の社会的意義と職域拡大の可能性」
加藤 裕太 氏 (東京大学大学院 薬学系研究科 博士課程)
桐野 豊 氏 (東京大学名誉教授/元東京大学副学長/元徳島文理大学 学長)
東京大学に政策提言をする機関があることはご存じですか?本年9月24日に「医薬分業」に対する政策提言が行われました。東大という日本のアカデミアのトップがなぜこのテーマを取り上げ、政策提言を行ったのか気になります。提言の内容はWPをご覧いただきたいと思いますが、現在の報酬体系から職域について広く記載がされています。今回はその提言の中身と意図について伺います。
また、HSEとして珍しいダブルヘッダーでの開催となります。東京大学薬学部の学部長、そして大学の副学長も務められ日本の薬学教育の牽引された桐野先生にもご登壇頂きます。
東京大学未来ビジョンセンター:ワーキングペーパーはこちらから
お申込み
お申込みは終了いたしました。