2010年から続く薬局業界のレジェンドセミナー「HSEセミナー」

(写真は年に1回開催している全国大会の様子)

詳細

開催日：2023年6月16日(金)　13：00～17：00　/　17日(土)　10：00～12：00
　　　　※HSEセミナーは2日間開催のセミナーです。

場　所：ビジョンセンター田町　　２F「C」会議室
　　　　(東京都港区芝5丁目31-19)
　　　　JR田町駅または地下鉄三田駅よりすぐ
　　　　⇒会場へのアクセス

第137回HSEセミナー

第1講義
「近年の法的議論を踏まえた薬局ガバナンス」
赤羽根　秀宜　氏　(中外合同法律事務所　弁護士　薬剤師)

ガバナンス構築、オンライン服薬指導等に係る薬機法改正が行われ、その後規制改革等による省令変更など近年薬局に関わる法律が目まぐるしく変化をしています。一方でグレーと言われる項目も数多くあります。白か黒か正確に理解できている経営者は多くありません。近年、薬機法違反に関するニュースが多くなってきています。これから行われる規制改革と併せて薬局経営者が理解しておかなければいけない法律のポイントについて解説をして頂きます。法律を理解することは攻めた戦略を考える矛となり、事件を未然に防ぐための盾にもなります。

第2講義
「近年の調剤薬局M&A動向とプレイヤーの変遷」　　
園田　信太郎　氏　(MACアドバイザリー株式会社　専務取締役)

昨今、100店舗を超える中規模チェーンのM&Aが目立つようになりました。一方で、個店の売却案件を見る機会も多くなっています。2016年頃に過熱化したM&Aですが、基本料３ハの新設など少し市場が沈静化し、コロナを経てまた再燃しようとしています。事業拡大のためにM&Aを検討している企業も多い中、仲介を取り扱う企業は年々増加し混沌とした状況になっています。今後の大きな業界の流れを知る為にもM&A市場を知ることは重要になります。また新規開局案件が減少している中での成長策にM&Aも必要な戦略と言えます。普段聞くことが出来ない奥の奥を聞いてみます。

第3講義
「医療改革とこれからの医療機関経営」
町野　聡　氏　(株式会社メディヴァ　シニアマネージャー)

「かかりつけ医機能」制度がいよいよ法整備されます。フリーアクセスが日本の保険制度の利点とされながらも医療費増加の要因とも言われています。10万件ある診療所がいまこの動向に注目しています。法律改正に合わた診療報酬による誘導も予想されます。かかりつけとセットで考えなくてはいけないのがリフィル処方箋です。患者の囲い込みを行う中でリフィルを活用し、どう負担を軽減していくのがポイントになります。いま大きく変わろうとしている医療制度改革を理解します。

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